ユニット4 強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎の問題
全身性強皮症の組織で正しいものはどれか。1つ選べ。(2018-24, 2019-25, 2020-25, 2021-25, 2023-25)
- a. 硬化は真皮深層から始まる。
- b. 細胞浸潤が強い。
- c. しばしば血管炎像が見られる。
- d. 皮下脂肪より深いところに変化が起きない。
- e. 毛細血管は萎縮している。
- e. 毛細血管は正常
全身性強皮症の病態形成に強く関連するのはどれか。1つ選べ。(2019-24, 2020-24, 2021-24, 2023-24)
- a. 加齢
- b. 寒冷刺激
- c. 喫煙
- d. 乾燥
- e. 光線過敏
全身性強皮症の予後について正しいものを1つ選べ。(2018-26)
- a. ステロイドの開発により劇的に改善した。
- b. 自然軽快は期待できない。
- c. 胃癌の発症が左右することが多い。
- d. 肺炎で死亡することが多い。
- e. 発症年齢が若いほどよい。
全身性強皮症の治療に使われることの少ない薬を1つ選べ。(2018-27)
- a. ACE inhibitor
- b. D-penicillamine
- c. Prostaglandin E1
- d. Methotrexate
- e. Vitamin E
全身性強皮症に合併しにくいものを1つ選べ。(2018-25)
- a. 間質性肺炎
- b. 逆流性食道炎
- c. 肺性心
- d. 乾燥性角結膜炎
- e. 潰瘍性大腸炎
全身性強皮症に合併しにくいものはどれか。1つ選べ。(2019-26, 2020-26, 2021-26)
- a. 逆流性食道炎
- b. 肺高血圧症
- c. 間質性肺炎
- d. 自己免疫性膵炎
- e. 腸管嚢腫様気腫症
全身性強皮症に合併しにくいものはどれか。1つ選べ。(2023-26)
- a. 逆流性食道炎
- b. 肺高血圧
- c. 間質性肺炎
- d. 肺気腫
- e. 偽性腸閉塞
強皮症腎クリーゼに最も有効な降圧薬はどれか。1つ選べ。(2019-27, 2020-27, 2021-27, 2023-27)
- a. カルシウム拮抗薬
- b. ループ利尿薬
- c. 中枢性降圧薬
- d. アンギオテンシン変換酵素阻害薬
- e. β遮断薬
多発性筋炎(PM)・皮膚筋炎(DM)について誤っているのはどれか、2つ選べ。(2018-34)
- a. 重篤な間質性肺炎を伴う予後不良の一群がある。
- b. 通常は近位筋が遠位筋より障害されやすい。
- c. 男女の発症率はほぼ等しい。
- d. 40歳以下の発症は稀である。
- e. 発症は亜急性であることが多い。
- c. 男女比 1:3
- d. 5~9歳と50歳代の2峰性
多発性筋炎(PM)・皮膚筋炎(DM)について正しいのはどれか、2つ選べ。(2018-35)
- a. PM/DM患者の針筋電図では高振幅・長持続電位を示す。
- b. 抗Jo-1抗体は診断上重要である。
- c. 筋CTや筋MRIは罹患筋の分布を調べるのに有用である。
- d. 筋炎には遺伝子診断が有用である。
- e. PM/DMの心筋障害ではCK(BB型)が上昇する。
- a. 低振幅、短持続電位
皮膚筋炎について間違っているものはどれか。1つ選べ。(2023-21)
- a. 悪性腫瘍の合併に注意が必要である。
- b. 間質性肺炎の合併に注意が必要である。
- c. 治療低恒例では大量γグロブリン静注療法が適応になる。
- d. 間質性腎炎の合併に注意が必要である。
- e. 嚥下筋障害、呼吸筋障害に注意が必要である。
多発筋炎、皮膚筋炎の診断に有用でない検査はどれか。1つ選べ。(2018-36, 2019-34, 2020-34, 2021-34, 2023-34)
- a. 筋逸脱酵素
- b. 針筋電図
- c. 筋MRI
- d. 筋生検
- e. 体性感覚誘発電位
皮膚筋炎(DM)の所見として特徴的なのはどれか、2つ選べ。(2018-37)
- a. Gottron徴候
- b. Heliotrope疹
- c. myotonia
- d. pseudohypertrophy
- e. fasciculation
多発性筋炎、皮膚筋炎で障害されにくい筋はどれか。1つ選べ。(2018-38, 2019-35, 2020-35, 2021-35, 2023-35)
- a. 上腕二頭筋
- b. 内眼筋
- c. 咽頭筋
- d. 大腿四頭筋
- e. 腸腰筋
筋炎特異的自己抗体の中で悪性腫瘍の合併頻度が高いものはどれか。1つ選べ。(2019-36, 2020-36, 2021-36, 2023-36)
- a. 抗ARS抗体
- b. 抗MDA5抗体
- c. 抗TIF1-γ抗体
- d. 抗Mi-2抗体
- e. 抗SRP抗体
- a. 筋炎、間質性肺炎、多関節炎、レイノー現象
- b. CADM、急速進行性間質性肺炎
- d. 小児・成人の皮膚筋炎
- e. 重症・難治性・再発性・壊死性筋症