ユニット3 画像下治療(IVR)の問題
血管撮影やInterventional radiology(IVR)に関連した以下の記述で正しいものを1つ選べ。(2018-29)
- a. IVRは安全な治療法である。
- b. 血管撮影ではX線被曝は発生しない。
- c. 血管撮影ではセルジンガー法で血管にシースを入れる。
- d. 血管造影ではガドリニウム造影剤を使用する。
- e. 血管撮影は安全な画像検査である。
答. c
- a. 侵襲がある
- b. 発生する
- d. ヨード
- e. 侵襲ある
血管撮影やIVRに関連した以下の記述で正しいものを2つ選べ。(2019-20)
- a. 血管撮影ではX線被曝は発生しない。
- b. 血管撮影ではセルジンガー法で血管にシースを入れる。
- c. セルジンガー法では動脈に穿刺し、血液の逆流を確認したらガイドワイヤを差し込む。
- d. 血液撮影ではガドリニウム造影剤を使用する。
- e. 血管撮影は安全な画像検査である。
答. b,c
- a. 発生する
- d. ヨード
- e. 侵襲ある
血管撮影やInterventional radiology(IVR)に関連した以下の記述で正しいものを2つ選べ。(2020-25, 2021-25)
- a. 血管撮影ではX線被曝は発生しない。
- b. 血管撮影ではセルジンガー法で血管にシースを入れる。
- c. セルジンガー法では動脈に穿刺し、血液の逆流を確認した後、次にシースを入れる。
- d. 血管造影ではガドリニウム造影剤を使用する。
- e. 血管造影を行うことで、血流の評価を行うことができる。
答. b,e
- c. 血流を確認したあとはガイドワイヤを差し込む
- d. ヨード
疾患と適応となるInterventional radiology(IVR)の組み合わせで誤っているものはどれか。1つ選べ。(2018-30)
- a. 肝細胞癌:動注化学療法
- b. 閉塞性動脈硬化症:経皮的血管形成術
- c. 肺動静脈瘻:経皮的血管形成術
- d. 肺動脈瘤:コイル塞栓術
- e. 大動脈瘤:ステントグラフト内挿術
答. c
- c. 肺動脈塞栓術
疾患と適応となるInterventional radiology(IVR)の組み合わせで誤っているものはどれか。1つ選べ。(2019-21)
- a. 肝細胞癌:動注化学療法
- b. 閉塞性動脈硬化症:フィルター留置術
- c. 上腸間膜動脈塞栓症:血栓溶解療法
- d. 喀血:経皮血管塞栓術
- e. 大動脈瘤:ステントグラフト挿入術
答. b
- b. 経皮的血管形成術
疾患と適応となるInterventional radiology(IVR)の組み合わせで誤っているものはどれか。1つ選べ。(2020-26, 2021-26, 2022-26)
- a. 肝細胞癌:動注化学塞栓療法
- b. 閉塞性動脈硬化症:ステント留置術
- c. 腸腰筋膿瘍:膿瘍ドレナージ
- d. 喀血:経皮的血管塞栓術
- e. 腎動脈瘤:ステントグラフト内挿術
答. e
- e. コイル塞栓術
血管塞栓術について誤っているものはどれか。1つ選べ。(2021-27)
- a. 外傷(実質臓器損傷や骨盤骨折)に対して適応がある。
- b. 腹部動脈瘤に対して適応がある。
- c. packingでは遠位と近位をコイルで塞栓するため、臓器虚血や梗塞のリスクがある。
- d. コイルは永久塞栓物質である。
- e. ゼラチンスポンジは一時塞栓物質である。
答. c
- c. isolationの説明
42歳女性。右手のしびれと言葉の出にくさを主訴に来院。以下に3枚の画像を示す。この疾患について間違っているものを2つ選べ。画像(2022-25)
- a. 脳の微小出血が見られる。
- b. 右肺動静脈の奇形が見られる。
- c. 塞栓術にはゼラチンスポンジを用いる。
- d. HHT(遺伝性出血性毛細血管拡張症)に合併しやすい。
- e. 脳膿瘍が見られることがある。
答. a,c
- c. ゼラチンスポンジは一時塞栓なので肺動静脈瘻には用いない