胸部悪性腫瘍と食道がんに対するがん薬物療法の問題
次の文章で正しいものはどれか、1つ選べ。(2020-10)
- a. EGFR遺伝子変異陽性肺がんは、肺腺がんに多い
- b. ALK陽性肺がんは肺腺がんの半数を占める
- c. EGFR遺伝子変異陰性肺がんには、EGFR-TKIが著効する
- d. IV期肺がん患者の希望を失わせないようにするために、治癒不可能なことは伝えなかった
- e. IV期肺がん患者でも、転移が少なかったら手術を行う
答. a
胸部悪性腫瘍と食道がんに対するがん薬物療法、がん患者とのコミュニケーション
- b. 5%
- c. EGFR遺伝子変異陽性肺癌に有効
- d. 伝える
- e. IV期肺癌は抗がん剤治療と緩和ケア
次の文章で誤っているものはどれか、1つ選べ。(2020-11)
- a. PD-L1は主にがん細胞に発現してリンパ球の攻撃から逃避する
- b. 抗PD-1抗体は、PD-L1発現が高い非小細胞肺がんに奏効する割合が高くなる
- c. 再発進行でがん薬物療法を受けている患者の半数以上はがんが治ると思って治療している
- d. 80歳の進行期肺がん患者に、がん薬物療法を実施した
- e. 抗PD-1抗体は、全てのがんに奏功する
答. e
胸部悪性腫瘍と食道がんに対するがん薬物療法
- e. PD-L1陽性細胞50%以上の癌に奏功する
肺がんについて誤っているものはどれか、1つ選べ。(2020-12)
- a. LD(限局型)の肺小細胞がんの標準治療は化学放射線療法である
- b. Ⅰ期肺腺がんでEGFR遺伝子変異陽性だったので、一次治療としてEGFR-TKIを使用した
- c. 肺がんの死亡率を下げるもっとも有効な手段は禁煙である
- d. 肺がんは脳に転移しやすい
- e. 術後病期Ⅱ期の非小細胞肺がんに、EGFR遺伝子変異陽性だったが、殺細胞薬で術後化学療法を行った
答. b
胸部悪性腫瘍と食道がんに対するがん薬物療法
- b. I期は手術が基本である
肺がんについて正しいのはどれか、1つ選べ。(2021-12)
- a. LD(限局型)の肺小細胞がんの治療は化学療法単独が原則である。
- b. I期肺腺がんでEGFR遺伝子変異陽性だったので、一次治療としてEGFR-TKIを使用した。
- c. 肺がんの死亡率を下げるもっとも有効な手段は検診である。
- d. I期非小細胞肺がんの治療は、手術が原則である。
- e. ALK陽性IV期非小細胞肺がんに対して、一次治療として殺細胞薬の化学療法を行った。
答. d
胸部悪性腫瘍と食道がんに対するがん薬物療法
- a. 化学放射線療法である
- b. I期は手術が原則
- c. 禁煙である
- e. PS0-1でALK-TKI、PS2-4でアレクチニブ
肺がんについて正しいのはどれか、1つ選べ。(2022-12)
- a. LD(限局型)の肺小細胞がんの治療は化学療法+分子標的薬が標準治療である。
- b. Ⅱ期肺腺がんで EGFR 遺伝子変異陽性だったので、一次治療として EGFR-TKI を使用した。
- c. 肺がんの死亡率を下げる最も有効な手段は検診である。
- d. Ⅲ期非小細胞肺がんの治療は、手術が原則である。
- e. ALK 陽性IV期非小細胞肺がんに対して、一次治療として殺細胞薬の化学療法を行った。
答. d
胸部悪性腫瘍と食道がんに対するがん薬物療法
- a. 化学放射線療法
- b. II期は手術か放射線治療が原則である
- c. 喫煙
- d. IIIA期で手術、IIIB期で放射線化学療法
- e. ALK-TKIを投与
肺がんについて正しいものはどれか、1つ選べ。(2022-50)
- a. 肺がんの脳転移は稀である。
- b. Ⅳ期肺がんは予後不良なので、がん薬物療法の適用はない。
- c. Ⅳ期非小細胞肺がんで切除可能なものは転移巣も含めて切除する。
- d. 非小細胞肺がんの遺伝子変異において最も頻度が高い遺伝子変異はEGFR遺伝子変異である。
- e. COPDの肺機能低下による切除不能なⅠ期非小細胞肺がんの治療では免疫チェックポイント薬が選ばれる。
答. d
胸部悪性腫瘍と食道がんに対するがん薬物療法
- a. 稀ではない
- b. 化学療法や分子標的薬を使う
- c. IV期に手術の適応はない
- e. I期で切除不能例は放射線療法
肺癌に関与しないものを1つ選べ。(2022-16)
- a. EGFR
- b. ALK
- c. ROS1
- d. BRCA1
- e. BRAF
答. d
胸部悪性腫瘍と食道がんに対するがん薬物療法
食道がんで誤っているものはどれか、1つ選べ。(2020-13)
- a. 食道がんのリスクファクターは喫煙とアルコールである。
- b. 粘膜下層までの浸潤だったのでESDを行った。
- c. Ⅱ期食道がんの治療は手術療法あるいは放射線化学療法が標準治療である。
- d. 食道がんの多くは扁平上皮がんである。
- e. IV期食道がんに対する標準化学療法はシスプラチン+5-FUである。
答. b
胸部悪性腫瘍と食道がんに対するがん薬物療法
- b. 粘膜内で適応
食道がんで誤っているものはどれか、1つ選べ。(2021-13)
- a. 食道がんのリスクファクターは喫煙とアルコールである。
- b. 粘膜下層までの浸潤だったのでESDを行った。
- c. I期食道がんの治療は手術療法あるいは放射線化学療法が標準治療である。
- d. 食道がんの多くは扁平上皮がんである。
- e. IV期食道がんに対する標準化学療法はシスプラチン+5-FUである。
答. b
胸部悪性腫瘍と食道がんに対するがん薬物療法
- b. 手術か、化学放射線療法
食道がんについて正しいものを選びなさい。(2022-13)
- a. 肥満がリスクである。
- b. 扁平上皮癌が多い。
- c. 変異で最も多いのはKRAS変異である。
- d. 粘膜下浸潤癌の場合ESD治療を行う。
- e. Ⅳ型食道がんで切除可能であれば手術する。
答. b
胸部悪性腫瘍と食道がんに対するがん薬物療法
- a. 喫煙や飲酒などが主なリスク
- d. 粘膜内まで
- e. 放射線化学療法、緩和医療