放射線各論の2019年度の問題
1. 中枢神経に発生する腫瘍の中で、全脳照射が必須なものを2つ選べ。(2019-1)
- a. 退形成性上衣腫(Anaplastic ependymoma)
- b. 膠芽腫(Glioblastoma)
- c. 髄芽腫(Medulloblastoma)
- d. 中枢神経原発性悪性リンパ腫
- e. 卵黄嚢腫(Yolk sac tumor)
答. c,d
脳・神経系腫瘍
- c. 全脳全脊髄照射
- d. 全脳照射
ユニット2 放射線腫瘍学各論
2. 中枢神経に発生する腫瘍のなかで全脳室照射が適応になる疾患を全て選べ。(2018-1, 2019-2)
- a. Embryonal carcinoma(胎児性癌)
- b. Medulloblastoma(髄芽腫)
- c. Germinoma(胚腫)
- d. Yolk sac tumor(卵黄嚢腫瘍)
- e. Anaplastic ependymoma(退形成性上衣腫)
答. c
脳・神経系腫瘍
- b. 全脳全脊髄照射
ユニット2 放射線腫瘍学各論
3. 転移性脳腫瘍について正しい記述を全て選べ。(2019-3)
- a. Epidermal growth factor receptor(EGFR)に変異がある非小細胞性肺癌からの脳転移症例の初回治療にEGFR-TKIを単独で用いることの妥当性は無作為割り付け試験で証明されている。
- b. 脳転移はMRI T2強調画像で診断する。
- c. 肺癌からの脳転移症例の予後は腎細胞癌からの脳転移より良好である。
- d. 頭蓋内腫瘍制御率の向上が生命予後を向上させる場合がある。
- e. 全脳照射後の2ヶ月後の認知機能の低下は晩期放射線障害の可能性が高い。
答. d,e
脳・神経系腫瘍
- b. MRI T1
ユニット2 放射線腫瘍学各論
4. 中枢神経原発悪性リンパ腫について正しい記述を全て選べ。(2018-3, 2019-4)
- a. 造影MRIで描出される造影病変から1.5cmのマージンを取った領域を照射範囲とする。
- b. Methotrexate単独療法の妥当性は無作為割り付け試験で証明されている。
- c. 放射線治療では通常分割法で40Gy程度が用いられる。
- d. 大脳に限局して発生した病変において眼球病変が併発している可能性は15-25%である。
- e. 手術的に全摘出をすることで生命予後は改善する。
答. c,d
脳・神経系腫瘍
ユニット2 放射線腫瘍学各論
5. 小児脳腫瘍について正しい記述を全て選べ。(2019-5)
- a. Anaplastic ependymomaでは45-54Gy程度が用いられる。
- b. 手術で全摘出されたMedulloblastomaでは放射線治療を省いても生命予後に影響は少ない。
- c. 松果体発生のMature teratomaでは術後に放射線治療を考慮する。
- d. 全脳全脊髄照射では年齢に応じて線量を調整する必要がある。
- e. トルコ鞍に発生したGerminomaには定位放射線照射が推奨される。
答. a,d
脳・神経系腫瘍
- b. 術後放射線を省くと再発必発
ユニット2 放射線腫瘍学各論
6. 上咽頭癌の放射線治療について、晩期有害事象に含まれないのはどれか。1つ選べ。(2019-6)
- a. 頭頂部の脱毛
- b. 中耳炎
- c. 味覚障害
- d. 下顎骨壊死
- e. 甲状腺機能低下
答. a
脳・神経系腫瘍
- a. 頭頂部は照射範囲に含まれない
ユニット2 放射線腫瘍学各論
7. 甲状腺癌に対するヨード(I-131)放射線療法の適応となるものはどれか。2つ選べ。(2019-7)
- a. 乳頭癌
- b. 濾胞癌
- c. 低分化癌
- d. 髄様癌
- e. 未分化癌
答. a,b
ユニット4 核医学
8. 非小細胞肺癌の放射線治療で正しいのはどれか。3つ選べ。(2019-8)
- a. 手術適応外のⅢ期は緩和的な治療方法が考慮される。
- b. V20は放射線肺臓炎の発生割合と相関がある。
- c. 手術適応外のⅢ期は放射線治療の後に免疫チェックポイント阻害剤の併用が推奨される。
- d. I期病変に対する定位放射線治療の局所制御率は80~90%程度である。
- e. CTV (Clinical Target Volume)に患者の日々の体位による誤差を加味したものをITV(Internal Target Volume)という。
答. b,c,d
頭頸部・胸部の治療
- a. IV期で考慮される
- e. 呼吸性の移動を見込んだ範囲を加味
ユニット2 放射線腫瘍学各論
9. 食道癌の根治的放射線化学併用と乳癌の術後放射線治療について正しいのはどれか。3つ選べ。(2019-9)
- a. 処方線量は1日1回2Gyで20回、計40Gyである。
- b. 胸部中部食道癌における予防照射リンパ節領域は下頸部-胸部-上腹部の3領域である。
- c. 放射線治療と化学療法は同時並行で行う。
- d. 食道癌の化学放射線療法で用いる薬剤はジェムザールである。
- e. 乳癌の治療では乳房保存を行い、その後放射線を全乳房に照射すると局所制御率と生存率が上がる。
答. b,c,e
頭頸部・胸部の治療
- d. シスプラチン
ユニット2 放射線腫瘍学各論
10. 腹部の放射線治療について正しい記述を全て選べ。(2019-10)
- a. 小腸に60Gy30回は照射できる。
- b. 胃癌の根治的療法として放射線は考慮すべきである。
- c. 消化管に対する放射線治療においては早期障害にのみ注意すればいい。
- d. 消化管出血が制御できない場合放射線治療は考慮すべきである。
- e. 部分的になら脊髄に50Gy照射してもいい。
答. d,e
腹部骨盤部の治療
- a. 50Gyまで
- b. 胃から大腸はまず手術
- c. 晩期障害もある
ユニット2 放射線腫瘍学各論
11. 前立腺癌の治療について正しい記述を2つ選べ。(2019-11)
- a. 治療方針の決定のために前立腺局所の画像診断としてはCTが有用である。
- b. 内分泌療法で前立腺特異抗原(PSA)が測定感度以下に低下した場合治癒とみなされる。
- c. 年齢や病期、リスク分類に応じて、経過観察することもある。
- d. 前立腺癌の放射線治療において線量増加の障害となるリスク臓器は膀胱である。
- e. 前立腺癌の骨転移に対して投与される塩化ラジウムはα線が治療効果を発揮する。
答. c,e
腹部骨盤部の治療
- a. 超音波
- b. 数年後には薬剤耐性となり再燃する
- d. 直腸
ユニット2 放射線腫瘍学各論
12. 図は発熱と咳嗽で受診した肺炎患者の胸部単純X線の正面像と側面像である。肺炎の主座はどこか。1つ選べ。(2018-13, 2019-12)
- a. 左上葉
- b. 左下葉
- c. 右上葉
- d. 右中葉
- e. 右下葉
答. d
胸部の画像診断
ユニット1 画像診断学各論
13. 60歳代女性、検診胸部X線で異常を指摘された。喫煙歴なし。呼吸器症状なし。図は高分解能CT(初回および6カ月後)である。正しい診断を1つ選べ。画像(2018-14, 2019-13)
- a. 肺炎
- b. 肺結核
- c. 肺腺癌
- d. 肺扁平上皮癌
- e. 転移性肺腫瘍
答. c
胸部の画像診断
ユニット1 画像診断学各論
14. 胸部単純X線写真に関する次の文章のうち、正しいものはどれか。1つ選べ。(2018-15, 2019-14)
- a. 正常立位胸部単純X線写真では、上肺野と下肺野の血管影は同等である。
- b. 正常立位胸部単純X線写真では、左第1弓から左第4弓まで確認できる。
- c. 正常立位胸部単純X線写真では、右中間気管支幹に比べそれと並走する肺動脈の径は同程度である。
- d. 肺気腫では、胸部単純X線写真における血管影は充進する。
- e. Kerley's B lineは左右短絡疾患による肺血流増加の所見である。
答. c
胸部の画像診断
- b. 第3弓は見えない
- e. 肺水腫による小葉間隔壁の肥厚
ユニット1 画像診断学各論
15. 心筋シンチグラフィのうち、正しいもの2つ選べ。(2018-16, 2019-15)
- a. 201Tlは能動的に心筋細胞に摂取される。
- b. 99mTc-PYPは心筋虚血部位に集積する。
- c. 99mTc-MIBIでは心筋虚血部位に再分布する。
- d. 123 I-MIBGはノルアドレナリンのuptake2により取り込まれる。
- e. 123 I-BMIPPは心筋の脂肪酸代謝を反映する。
答. a,e
核医学
- b. 肝・胆道集積が高い
- c. 再分布なし
- d. uptake1
ユニット4 核医学
16. 下の胸部立位単純X線写真の所見のうち、正しいものを全て選べ。(2018-17, 2019-16)
- a. 左第3弓は突出している。
- b. 気管分岐角は拡大している。
- c. 左第1弓は突出している。
- d. 肺動脈楔入圧は25mmHg程度と予想される。
答.
胸部の画像診断
ユニット1 画像診断学各論
17. ヨード造影剤による造影剤腎症予防について正しいものはどれか。1つ選べ。(2019-17)
- a. 尿量増加のためにループ利尿薬を用いる。
- b. 検査後に血液透析を行う。
- c. 検査前から長時間の輸液を行う。
- d. 使用前は禁食にする。
- e. 造影剤を増量する。
答. c
放射線科のリスクマネジメント
- c. 唯一エビデンスのある予防法
ユニット5 リスクマネジメント
18. 以下の選択肢の中から正しいものを2つ選べ。(2019-18)
- a. 大動脈瘤の切迫破裂を疑わせる所見として単純CTでのhigh-attenuating crescent signや急激な増大スピードなどがある。
- b. 大動脈解離を疑った場合、造影CTを行えばよく、単純CTは必要ない。
- c. 冠動脈CTでは冠動脈の狭窄度診断は可能だが、プラーク性状の評価はできない。
- d. 心臓CTでは弁の動きの評価はできない。
- e. 一連の血管造影検査でDVTを確認することができる。
答. a,e
心・大血管の画像診断
- b. どちらもあわせて評価する
- c. プラークも評価できる
ユニット1 画像診断学各論
19. 肝腫瘍について誤っているのはどれか。1つ選べ。(2018-19, 2019-19)
- a. 隔壁構造を有する腫瘍を見た場合、肝細胞癌の可能性を考える。
- b. 肝血管腫はT1強調画像で高信号を示す。
- c. 中分化肝細胞癌は動脈優位相で高濃度、平衡相で低濃度を示す。
- d. 高分化肝細胞癌はT2強調画像で低~等信号を示す。
- e. 胆管細胞癌と転移は類似した画像所見を呈する場合がある。
答. b
肝腫瘍の画像診断
- b. T1強調画像で低信号かつT2強調画像で高信号
ユニット1 画像診断学各論
20. 血管撮影やIVRに関連した以下の記述で正しいものを2つ選べ。(2019-20)
- a. 血管撮影ではX線被曝は発生しない。
- b. 血管撮影ではセルジンガー法で血管にシースを入れる。
- c. セルジンガー法では動脈に穿刺し、血液の逆流を確認したらガイドワイヤを差し込む。
- d. 血液撮影ではガドリニウム造影剤を使用する。
- e. 血管撮影は安全な画像検査である。
答. b,c
- a. 発生する
- d. ヨード
- e. 侵襲ある
ユニット3 画像下治療(IVR)
21. 疾患と適応となるInterventional radiology(IVR)の組み合わせで誤っているものはどれか。1つ選べ。(2019-21)
- a. 肝細胞癌:動注化学療法
- b. 閉塞性動脈硬化症:フィルター留置術
- c. 上腸間膜動脈塞栓症:血栓溶解療法
- d. 喀血:経皮血管塞栓術
- e. 大動脈瘤:ステントグラフト挿入術
答. b
- b. 経皮的血管形成術
ユニット3 画像下治療(IVR)
22. 下図は肝のダイナミック造影CTで、左から単純(造影前)、動脈優位相、平衡相を示す。左葉の腫瘍について誤っている記述はどれか。1つ選べ。(2019-22)
- a. 腫瘍は内側区域に存在する。
- b. 平衡相ではwash outを呈している。
- c. 肝腫瘍で最も頻度が多い。
- d. 超音波では内部高エコーを呈することが多い。
- e. T2強調画像では強い高信号を呈することが多い。
答. c
肝腫瘍の画像診断 古典的肝細胞癌
- c. 肝血管腫が多い
ユニット1 画像診断学各論
23. 腹部領域の画像検査について誤っているものはどれか。2つ選べ。(2018-20, 2019-23)
- a. MRIはCTに比して空間分解能が劣る。
- b. CTAP (CT during Arterial Portography) とは、カテーテルを腹腔動脈にかけ、造影剤を流してCTを撮影する手法である。
- c. CTHA (CT Hepatic Arteriography)で肝腫瘍にコロナ様濃染を認めた場合は、HCCと診断できる。
- d. 透析中患者には、MR造影剤(ガドリニウム製剤)は使用してもよい。
- e. e-GFRが30にみたない場合、ヨード造影剤は通常使用しない。
答. b,d
肝腫瘍の画像診断
- b. 上腸間膜動脈
ユニット1 画像診断学各論
24. 脊椎椎間板炎に関して誤っているものを2つ選べ。(2018-24, 2019-24, 2020-38)
- a. 細菌性では黄色ブドウ球菌が起因菌の最多である。
- b. 小児よりも高齢者に好発する。
- c. 椎間板のMRI所見としてdark diskが特徴である。
- d. 検出には脂肪抑制T1強調画像が有用である。
- e. 結核に伴う膿瘍は感染徴候に欠しく、冷膿瘍(cold abscess) と呼ばれる。
答. c,d
脊椎の画像診断
- c. hot diskが特徴 dark diskは脊椎症の椎間板所見
- d. 脂肪抑制T2強調
ユニット1 画像診断学各論
25. 下図は頸椎CTの矢状断像である。図中矢印は第何頸椎か。A~Eの中から1つ選べ。(2019-25, 2021-20)
- a. 第1頸椎
- b. 第2頸椎
- c. 第3頸椎
- d. 第4頸椎
- e. 第5頸椎
答. b
脊椎の画像診断
ユニット1 画像診断学各論
26. 45歳女性。不正性器出血を主訴に来院した。経腟エコーで骨盤内腫瘤を認め、精査のため、骨盤部MRIがオーダーされた。骨盤部MRI検査に関して正しいものはどれか。2つ選べ。(2018-21, 2019-26)
- a. 子宮筋腫と子宮腺筋症の鑑別は容易である。
- b. 卵巣奇形腫や内膜症性嚢胞の診断には拡散強調画像が有用である。
- c. 嚢胞性卵巣病変に充実部を認めれば良性と考える。
- d. 子宮平滑筋肉腫のMRI所見は、周囲への浸潤・内部の強い変性・内部出血などである。
- e. 変性筋腫と子宮平滑筋肉腫の鑑別は容易である。
答. a,d
乳腺・骨盤臓器の画像診断
- b. 脂肪抑制T1強調
- c. 悪性
- e. 難しい
ユニット1 画像診断学各論
27. 30歳代女性。市販薬で妊娠を確認し、近医産婦人科受診。経腟エコーで子宮内に胎嚢を確認されたが、同時に骨盤内に腫瘤性病変が疑われた。骨盤部MRIの撮影依頼で、大学病院に紹介受診。骨盤部MRI検査に関して正しいものはどれか。3つ選べ。(2018-22, 2019-27)
- a. MRI検査の胎児への影響は不明であるが、MRI検査は行ってもよい。
- b. 子宮腫大病変において、junctional zoneの肥厚は子宮腺筋症を疑う所見である。
- c. 卵巣奇形腫と内膜症性嚢胞の鑑別には、脂肪抑制T2強調画像が有用である。
- d. 子宮平滑筋肉腫のMRI所見は、周囲への浸潤・内部の強い変性・内部出血などである。
- e. 子宮筋腫では、内部がT2WIで高信号となることがある。
答. a,b,d
乳腺・骨盤臓器の画像診断
- a. 被曝の点でも磁場の点でも安全という研究がある
- c. 脂肪抑制T1
- e. 腺筋症ではありうる
ユニット1 画像診断学各論
28. 50歳代女性。検診マンモグラフィーで異常を指摘され来院。乳腺超音波検査で腫瘤を認め、生検の結果、浸潤性乳管癌の診断が得られ、乳腺MRI検査がオーダーされた。乳腺MRI検査に関して正しいものはどれか。3つ選べ。(2018-23, 2019-28)
- a. 乳腺MRIでは、浸潤部と非浸潤部の区別が可能である。
- b. 乳腺MRIで造影された病変部が、乳癌病変と診断できる。
- c. 腎機能不良で透析中の患者でも、必要であれば、造影剤(ガドリニウム製剤)を使用してよい。
- d. MRI検査室に入室するときには、コンタクトレンズやマスカラの除去が望ましい。
- e. 月経周期によって、病変の検出能が変わる。
答. a,b,d,e
乳腺・骨盤臓器の画像診断
- c. 腎性全身性線維症は非常に予後不良な副作用
ユニット1 画像診断学各論
29. 核医学検査に関して正しいものを3つ選べ。(2018-26, 2019-29)
- a. 123 I-IMPは99mTc製剤より脳血流との直線性が高い。
- b. 図1の症例では右冠動脈領域の虚血が疑われる。
- c. 一般に溶骨性転移は骨シンチグラフィでの集積が高く、検出能が高い。
- d. 図2の症例はサルコイドーシスを疑う。
- e. センチネルリンパ節シンチグラフィで集積がみられたリンパ節には必ず転移がある。
答. a,b,d
核医学
- c. 溶骨性転移は集積が低くて検出能が低い
- e. 集積は必ず転移を表すわけではない
ユニット4 核医学
30. 18F FDG-PET検査に関する記述で、誤っているものを3つ選べ。(2019-30)
- a. SPECTより感度、空間分解能ともに高い。
- b. 肺癌の病期診断に用いることが推奨されている。
- c. 腎細胞癌では必ず強い集積がみられる。
- d. リンパ腫では強いFDG集積がみられるため治療前にFDG-PET検査を行う必要はない。
- e. 心臓サルコイドーシスの活動性評価のため6時間の絶食で検査を行った。
答. c,d,e
- c. 病変部は集積が乏しい
- d. 治療効果判定可能
- e. 最低12時間以上
ユニット4 核医学
31. 内用療法の核種と治療との組合せで誤っているものを1つ選べ。(2018-28, 2019-31)
- a. 131Iカプセル:甲状腺分化癌
- b. 89Sr:骨転移
- c. 90Y:神経内分泌腫瘍
- d. 223Ra:骨転移
- e. 1311-MIBG:リンパ腫
答. c
- c. 90Yは悪性リンパ腫で177Luは神経内分泌腫瘍
ユニット4 核医学
32. 生理的石灰化をきたす部位を2つ選べ。(2019-32)
- a. 視床
- b. 被殻
- c. 淡蒼球
- d. 橋
- e. 大脳鎌
答. c,e
中枢神経の画像診断
ユニット1 画像診断学各論
33. 以下の中から正しいものを2つ選べ。(2019-33)
- a. 急性期脳梗塞の診断にはMRIよりCTの方が有用である。
- b. 超急性期脳出血ではT1強調像で高信号を呈する。
- c. 急性期の出血はCTで低吸収となる。
- d. くも膜下出血の診断にはCTが有用である。
- e. 小脳は高血圧性脳出血の好発部位である。
答. c,d
中枢神経の画像診断
- a. MRIが有用
- b. 亜急性期の出血が高信号
- e. 被殻で多い
ユニット1 画像診断学各論